さっきーです。
このブログの題名にしている「SFC修行」ですが、誰でも簡単に取れるわけないと思っていませんか?大金を掛けなくても取得する方法はあります。しかし、持っていても使えなければ意味がありません。
SFC修行を検討されている方に向けて、色々書きたいと思います。
航空会社のステイタスとは
航空会社には、沢山利用してもらえるお客様の為に、ステイタスを与える事があります。
そのステイタスを持つことによって、
- 優先チェックインカウンターでのチェックイン
- 空港ラウンジで待ち時間を有意義過ごせる
- 預け入れ荷物を無料で多くできたり
- その預け入れ荷物の優先受け取り
等のサービスを受ける事が出来ます。
通常は、ステイタスは1年限りで、継続する為には、次の年も飛行機に乗り続けるしかありません。
SFCとは
SFCとは、ANAマイレージクラブのスーパーフライヤーズカードの略で、招待(インビテーション)が必要なクレジットカードになります。このクレジットカードを持つ事で、飛行機に乗らなくても、ANAの上級会員(プラチナとほぼ同等)を継続する事が可能となります。
SFC修行とは
スーパーフライヤーズカードに入会する為には、ANAのプラチナステイタス以上(プラチナ/ダイヤモンド)になる必要があります。そうする事で、スーパーフライヤーズカードのインビテーションがもらう事が出来ます。
このインビテーションをもらう為に、ANAの飛行機に乗り、PP(プレミアムポイント)をためる事を「SFC修行」と呼び、SFC修行をする人達の事を「修行僧(尼)」と呼んでいます。
SFC修行に掛かるお金は?
まずは1年以内(各年1月1日~12月31日の間)に最低でもプラチナステイタスにならなくてはいけません。
以下図を見て頂いて分かる通り、プラチナステイタスになるためには、プレミアムポイントを最低でも50,000PP(プレミアムポイント)貯めなくてはいけません。
50,000PPを貯める時に掛かる費用は、大体ですが1PP=10円と言われていますので、500,000円掛かる計算になります。
1PP当たりの金額をPP単価と呼びます。SFC修行をする方の間では、それをいかに安く抑えるかが腕の見せ所になります。
直近の金額は?
直近の金額をシミュレーションしてみましょう。
羽田空港から沖縄まで、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28で行った場合、プレミアムポイントは、2,850PPとなります。
7月は、ハイシーズンなので、40,000円近くするのかと思いきや、
秋口でも殆ど変わりませんね。
これだとPP単価は12.2~13.4円位になるので、プラチナステイタスになるためには、610,000~670,000円掛かる計算になります。
SFC修行をやった方が良い人
さて、ここから本記事の本題になります。
SFC修行をやった方が良い人とは、
①仕事でも、プライべートでも飛行機を利用する機会が多い人
②①でも特に国際線に乗る機会のある人
③時間に余裕がある人
④お金のある人
⑤ANAマイルが潤沢にある人
単純に飛行機に乗る機会があり、お金と時間に余裕のある人がSFC修行をやった方が良い人になります。⑤は陸マイラーと呼ばれる人達の様に、ポイント活動でマイルを貯めて、SKYコインを使って修行を行う事でコストを抑える事が出来ます。
SKYコインについてはこちら
私の修行内容についてはこちら。仕事で飛行機に乗る機会が多い時に合わせて修行しました。
ANAマイルを貯める方法はこちら
SFC修行をやらない方が良い人
SFC修行をやらない方が良い人ももちろんいます。
①飛行機に乗るのが何年かに1回の人
SFCは要らないと思います。
②飛行機はファーストクラスかビジネスクラスにしか乗らない人
SFCが無くても、各種特典が受けられます。
③時間に余裕の無い人
日程によっては泊まりも必要ですので、時間に余裕が無いと修行そのものが出来ないと思います。
④お金もマイルも潤沢に無い人
50万円or30万マイル程掛かる話です。その分旅行に使った方が良いです。
⑤調べるのが嫌いな人
大体損をします。
⑥なんとなく持っていた方が良いかなと思っている人
漠然としたイメージだと、持っていても意味が無いと思います。
⑦クレジットカードに年会費を払いたくない人
年数万円のコストが掛けられない人は、持っていても意味がありません
⑧飛行機が嫌いな人
解説するまでもありません。
まとめ
私のブログを訪ねて下さる方々は、SFC修行やマイル、特典航空券等はご存知の方が多いと思います。
SFC修行をやりたいと思う方も多いと思いますが、もう一度損得を考えて、損の方が多ければやらない方が良いと思います。
私も、フルで修行しなければいけなかったら、SFC修行はあきらめていた方になります。ポイ活で貯めたマイルは、SFC修行ではなく、家族旅行に使ったでしょう。
しかし、年に数回仕事で海外に行く機会もありますので、チェックインカウンターやラウンジ、手荷物の優先等特典を有意義に使えていると思います。
修行は、しっかり考えて、家族の同意の元、やるようにしましょう。